体が硬いのと同様に関節の痛みが多くなるというデメリットがあり、体の柔軟性だけが向上した場合、多くのケースで体を保持する筋力が少なく、体を安定して保つということが難しくなります。
意外なことに、体は柔らかければ柔らかいほど良いというわけではないんです。
プロのスポーツ選手や特別な条件で柔軟性を飛びぬけて高めないといけない場合を除いて、通常の健康な体を維持する目的では、体の柔軟性を高めるということよりも、「関節の安定性を高める」ことが非常に大切です。
関節が不安定になると、筋肉は緊張することで関節を安定させようと頑張るので、それが原因で捻挫や関節の痛みが発症しやすくなります。
ではどうすれば、関節を安定させながら柔軟性を高めることができるのでしょうか。
それにはまず、しっかりと関節を支える筋肉をピンポイントで鍛えていくことが必要です。
体の可動域を広げるには、筋肉の柔らかさと関節の安定性、この2つのバランスで安全に効果的に手に入れることができます。
行う順番としては、
●関節を安定させるトレーニング
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●柔軟体操
が効果的と考えられています。
「関節を安定させるトレーニング」というと、、、。
イメージするのは、ジムでのマシンやウェイトをもって行う ❝ 筋トレ ❞のような運動ではないでしょうか。
そういったトレーニングももちろん効果はありますが、さらに効果的なのは、関節を支えている筋肉をしっかり狙って鍛えることができる運動です。
おすすめは「関節トレーニング」です。
これは通常の筋トレとは違い、緊張が高くなってしまっている筋肉を、ピンポイントでトレーニングでき、関節が不安定になってしまい、痛みや違和感が発症している状態でも改善が期待できる運動です。
低負荷ですが狙った関節をがっつりしっかり強化できるので、年齢に関係なく、健康のために、またスポーツの能力を向上したい方にも高い効果を上げることができます。
ご興味のある方は、こちらもぜひのぞいてみてくださいね。
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