東大阪の姿勢改善・痛み改善サロン Wise Body Care

姿勢や体の痛みを根本改善するためのお手伝いをするサロンです。 姿勢の悪さからくる不調や、長年どこに行っても治らない痛みの根本改善を、理学療法士の笹川大瑛氏が開発した「関節トレーニング」を主に用いながら行っています。 ダイエットコーチ、ジムトレーナー、ボディメイク、ポールダンス等の運動指導歴6年、 延べ300人以上を指導。リンパケアと筋肉リリース施術歴2年で、プロのダンサーやボイストレーナーの方のお体のケアも行っています。

外反母趾を改善する方法


外反母趾などの指が痛みや変形を伴う症状には、まず『足首が安定すること』が第一条件です。

 

病院などでは外反母趾の改善方法として、良く推奨される❝タオルギャザー❞といわれる、足の指でタオルを手繰り寄せてくる動きがありますが、この方法をやってもなかなか改善まで行かないのが現実です。

 

足の親指の筋力が低下しているので、指で何かを握る運動を推奨されがちなのですが、特に重度の外反母趾の場合などは、痛みでタオルをつかむことさえ難しい場合があります。

 

ではどうすれば『足首が安定すること』ができて、外反母趾が改善するのでしょうか。

 

手の指の変形も足の指と考え方は同じなので、ちょっとこちらで確認していきましょう。

 

手の指にグーっと力を入れて手を握ると、手首のあたりに筋が表れて、筋肉が働いているのがわかりますね。

安定した手首の動きができているので、手の指もしっかり力を入れることができます。

 

 

これと同様に足首の筋肉が正しく働かないと、足の指は安定して力を発揮することができません。

そして弱い部分は使わなくなり、それを補うように他の部分が過剰に働くので、関節が歪んで変形したり、痛みが出たりします。

 

では、足首の具体的なトレーニング方法はというと、、、

こちらの足首を支えている、2つの筋力バランスをとっていくことで、安定した足首を手に入れることができます。

 ⇓
・後脛骨筋:足の内側を支えている筋肉
・腓骨筋 :足の外側を支えている筋肉




<具体的なトレーニング例>

 

●後脛骨筋と腓骨筋を単体で動かすトレーニングをそれぞれ行う 
 (この ”単体” で動かすのがポイントです)⇒

●タオルギャザーを行う。

●足指のストレッチを行って指を伸ばす


ゆがんでいる足の指にだけアプローチするのではなく、ゆがんでいる原因となっている箇所からまず修正していくことで、低負荷でも効果の高いトレーニングができるんですね。

 

この単体で動かすということが可能なのが、「関節トレーニング」の大きな特徴でもあります。

 

ただ、外反母趾は変形が大きく進んでしまうと、トレーニングでは完全に元の形に戻せないことが多いです。


足の指に痛みが出たり、変形してきたかな?と思ったら、早めのタイミングでぜひトレーニングしてみてください。

 

▷サロンレポート_No.2(極度の猫背、全身の痛み改善)


▷サロンレポート No.1(足首改善、パラグライダー操作技術アップ)

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