足首の筋力がない状態でウォーキングや運動をし続けると、ふくらはぎの筋肉を硬くしてしまい、心臓に戻る血液が少なくなることで代謝が悪くなり、かえって体の中に余分な老廃物(毒素)を溜めやすくなります。
ふくらはぎは「第二の心臓」といわれていて、しっかりと伸び縮みすることにより心臓にたくさんの血液を送る役割がありますが、40-50代の代謝が落ちる年代になると、ふくらはぎのポンプ作用が衰えやすくなります。
血液で運ばれる不要な老廃物や毒素が輩出しにくくなるんですね。
ちょうどこの年代になると、健康診断で肝臓の数値(ガンマ、中性脂肪など)に気になる結果が出ることが多いのも納得です。
解消法として、お医者様などから運動を推奨されるので、手軽に始められるウォーキングや運動をされる方が多いのですが、続けていてもなかなか数値が改善しない、、、といったこともよく耳にします。
こういった場合、
ふくらはぎのポンプ作用が衰えてきている
↓
運動によって更にふくらはぎの筋肉が酷使され固くなる
↓
血流が悪くなり、代謝を下げてしまっている
可能性があります。
せっかく頑張って毎日ウォーキングをしていても、これではかえって逆効果ですね。
しっかりと運動でよい効果を上げるためには、まずは普段使えていない足首、特にふくらはぎの内側と外側にある筋肉をピンポイントでしっかりと動くようにトレーニングすることから始めましょう。
足首が安定して動くことにより、ポンプ作用がしっかりと働き、代謝がアップして、毒素を体にため込みにくくなっていきます。